my universe

頭の中のいろんなこと

痩せたい女子へ

もう少し痩せられたらな

 

〇〇ちゃんみたいな体になれたらな

 

そんなこと女の子なら誰でも思ったことがあると思う。

 

 

私は中学生の頃から

ずっとそう思ってきた。

 

でもここ1年で考え方が変わった。

 

私は摂食障害になった。

摂食障害と聞くと過食症や拒食症を思い浮かべたり、

ガリガリの女の子を想像するかもしれない。

 

しかし、摂食障害は精神の病気で

見た目じゃわからない子も多い。

 

私は病院に行って診断されたわけではない。

 

元摂食障害というモデルのブログを読んで

症状が全く一緒だった。

 

食事に関する自分の中のルールがたくさん合って

そればかりを一日ずっと考えて生活する。

 

例えば、

・お昼ご飯の時点でどのくらい炭水化物をとったのか、取りすぎていないか

・朝のオートミールにはナッツを何個だけ入れる

・20時以降は絶対に食べない、朝食は10時半から

・毎朝1時間以上筋トレ

・料理に油はなるべく使わない

・野菜から食べる

・タンパク質の量は足りているか

・今日はいつもよりナッツを食べたから夜もジムに行かなきゃ

 

それまで自分が摂食障害だなんて思ったことなかった。

自分にとって当たり前になっていた。

痩せたい子からすると、そんなにストイックになれて羨ましいと思うかもしれない。

 

しかし警告したい。

 

とっても辛かった。

頭の中はいつも食べ物のことでいっぱい。

朝ごはんが食べ終わったら次の昼に何を食べればいいのか、

外食の時にこれらのルールはどうすればいいのか、

毎日鏡で体を見て、ダメなところを探してた。

夜はインスタで食べ物の写真を見てはお腹をすかしてた。

 

そんなことをしているうちに

なんでこんなことをしているのかわからなくなった。

 

確かに痩せたし、足も細くなり、お腹には腹筋の線が入った。

ずっと欲しかったものが手に入ったのに

満足することはないし、それらは私を幸せにするどころか苦しめた。

 

そしたら、前まで細い子を見て羨ましがっていたのに

今度は、笑いながらピザを食べられる子が

すっごく羨ましくなった。

 

ピザを食べるなんて当たり前のように聞こえるかもしれないけど

その時の私にとっては難しいことだった。

(食べたあとの罪悪感や、自己嫌悪、そして過剰な運動をしてしまう)

 

 

でもだんだんとこのルールに縛られた自分に嫌気がさし、

少しずつ破っていこうと心に決めた。

 

幸せになるために必要なのは、愛だと思っている。

私は幸せになるために痩せたかった。

 

誰かに認められたかった。

自分を好きになりたかった。

 

でも本当の愛はそんなもので手に入るものではない。

 

自分を愛するということは、

どんな自分も受け入れること。

太っていても、ニキビがあっても、お腹が出ていても。

全て愛おしい自分の体なんだと知ること。

 

そして、こうあるべきだという社会のプレッシャーに惑わされてはいけない。

 

広告やインスタグラム、世の中には

ある一種の美の基準が広がってる。

 

でもそれって本当におかしい。

みんなの体はみんな違うし、同じ形である必要なんてない。

 

それに、きっとあなたが憧れているモデルさんは

その体になるためにたくさんのものを犠牲にしているはず。

それか、自分と違う体質だってこと。

 

とにかく、見た目や数字ではなく、

自分が内面から笑っていられることが真の美なんじゃないかなと思いました。

 

だから「痩せなきゃ」なんて思わなくていいよ。

 

それを伝えたかったです。