my universe

頭の中のいろんなこと

日本でヴィーガンが難しい理由。葛藤。

アメリカで9ヶ月過ごして、日本に帰ってきて1ヶ月がたつ。

いろんな面でたくさんのアメリカと日本の違いを感じる。

 

日本がいいなと思う部分もあれば、

やはり自分とは合わなかったり、生きづらいと思うこともある。

 

その中で今一番悩んでいるのが、

ヴィーガンのこと。

 

正直いうと、やめようか悩んでいる。

 

まだいろいろ考えている最中だから

ブログにするか迷ったけど、

リアルな心の声として残しておきたかった。

 

なぜやめたいと思ったのか、また、やめられない理由を

アメリカと日本の違いという観点から話す。

 

ヴィーガンだと日本での外食が大変

アメリカにいた時は、ファストフード店でさえも

ヴィーガンオプションがあるお店が多く

わざわざヴィーガンレストランなどを探さなくとも

ヴィーガンの人が食べられるものがあった。「vegan fast food」の画像検索結果

しかし日本はそうはいかない。

ヴィーガンは流行ってきているものだと思い込んでいたけど

やはり、まだまだ浸透していない。

 

今までならランダムに適当に良さそうなお店に入ればよかったのに

今は、メニューを見たり、ネットで調べたりして

自分が食べられるものがあるのか確認しなくてはいけない。

 

私の周りの友達にヴィーガンの人なんていないし

お店を探す度に、迷惑をかけてるような気持ちになる。

 

また、文化の違いかわからないが

外食した時に、アメリカよりも日本では、

同じ食べ物をシェアして楽しむことが多いように感じる。「sharing food with friends」の画像検索結果

温かい文化だと思うが、ヴィーガンだとみんなと共有できないことが多い。

その度に少し悲しいと感じたり、逆に、みんな同じであることが前提の文化に

生きづらさを感じたりもする。

 

ヴィーガンをやめたいと悩む理由

私は、人生の中でいちばんの幸せの瞬間は

友達や家族と美味しいものを食べているときだった。

美味しいねって言いながら、幸せを共有する。

「eating with friends」の画像検索結果

 

しかし、今では友達との外食が少し憂鬱になっている自分に気が付いた。

友達との約束があって、会うのが楽しみでも

何食べよう、その駅には私の食べられるものがあるのかな、と考えると

大好きだったはずの外食が、好きじゃなくなった。

 

そんな自分の幸せを犠牲にしてまで

突き通す必要があるのか、そんな気持ちになる。

 

簡単にやめられない理由

だからといって、じゃあヴィーガンやめようと簡単に決断できない。

 

なぜなら、それなりの理由や自分の信念があってやっていることだから。

2年前一度ヴィーガンをやめたことがあるから、

そのあとどんな気持ちになるかもわかっている。

 

みんなに合わせるために、心の中の自分の信念に蓋をして

食べたくないものを食べる、それも違う。

 

みんな違っていいアメリカ、みんな同じがいい日本

関連画像

 

アメリカでは、いろんな人種、宗教の人、同性愛者がいて

考え方も様々だし、みんなが違いすぎて、違うことが当たり前だった。

 

しかし、日本は9割が日本人でバックグラウンドも大きく違うことは少ない。

みんなが同じものを共有し、「当たり前」や「普通」という箱を大切にする。

 

そこから少しでもはみ出すと、大きな向かい風を受ける。

人と違うと「少数派」になってしまう。

みんなと違うことが、間違っているように感じてしまう。

 

アメリカでヴィーガンになると決意した時も

日本で大変になることはわかっていたし

だからこそ、諦めたら自分が日本の空気や風に

負けたような気がして嫌だ。❤️a good heart is the bravest most important thing a human can possess. I abandoned my selfish desire thinking it would be hardest thing to do...and I got rewarded with better health and nicer figure too ☺️MT

 

自分の信念は、たとえ非難されたとしても

自分で信じて曲げたくないし、自分がありのままでも

幸せに暮らせる道を自分で見つけたい。

 

未だ答えの出ない葛藤だけど

こうやってもがいているうちに

いつか絶対、自分なりの答えを見つけられると信じている。